きりのちはれ

やみときどきひかり

おもうがままに。

20日で受かる簿記2級!

ぷち釣りタイトルです。 無事受かってて良かったですん。

スコアは88点だったので、とりあえず余裕を持って受かったようでした。

一応受かったから経験談として偉そうな事を言えるわけで、 ふらっと気が向いて簿記取ろうという人の一助になるべく、勉強期間や勉強法についてつらつらと書いておこうと思います。

勉強期間

10月27日~11月16日(試験当日)…ということで実質20日間でした。 簿記は3級も持っておらずこれが初挑戦です。

勉強量に関しては、期間内には祝日1日有休1日があったので...

  • 平日13日間 => 昼休みに30分、夜2~3時間で平均3時間くらい。
  • 休日 7日間 => 2~3時間ずつ1日3回、平均7時間くらい。

なので合計で約88時間。なおこの期間より少し前に4日*2時間ほどお酒を飲みながら簿記3級の概要を流し読みしたことがあるのを含めてもトータルで約100時間でした。

インターネット上によく書かれている基準として200時間強という数値があるので悪くない成果だったようです。

文章を読むスピードや読解力、算数の得手不得手の誤差を吸収して、なおかつどんな出題範囲でも大丈夫なように…と考えると200時間というのは妥当な数字に思えます。

逆に勉強の下地のある人が合格ラインギリギリで…というのであれば60時間くらいで足りると思います。

勉強方法

[~3]簿記3級のテキストを読む

3日間を使い簿記3級のテキストをとりあえず流し読みしました。

内容を深く理解することはせずに「簿記ってなんなん?」という雰囲気をつかむことが目的。

[~6.5]簿記2級(商業)のテキストを読む

こちらも3級と同様に深く理解せずにひとまず1.5日ほどで全貌を流し読みしました。

その後、すべて読み飛ばしていた例題等を2日かけて解きました。なお、頑張って解くことはせずにわからなければすぐに説明を見る感じで。

[~8.5]簿記2級(商業)の問題集を解く

重要度高となっている問題だけを掻い摘んで、最初から最後まで1通りを2日間で討伐。 同じような問題の繰り返しもあるので、この段階で「問題をとく」イメージを掴むようにしました。

[~12]簿記2級(工業)のテキストを読む

商業簿記と同じノリで。

[~14]簿記2級(工業)の問題集を解く

こちらも商業簿記と同じノリで。

[~16]直近年度の過去問を1つ解く

いわゆる実力テストです。

「簿記試験を受ける感覚」と「これまでの勉強でどれだけ分かっていないか」を理解します。

自分はこの時点で30点も届かなかった気がするなー。

ここで「何をすればいいかわからない」レベルだった問題について、解答・テキストを参考に立ち向かい方を学習しました。

その上で参考書内のまだ解いていない類題を幾つか片付けて、実際に問題を解く感覚を会得しました。

[~20]過去問の中で最も古いものから順にひたすら解く

この前段階で「最近の問題の雰囲気」は知っているので、今度はおそらく最近の傾向とずれるであろう古い過去問から試験形式で解いていきます。 理解を深めながら最近の傾向の問題への適応力をつけていくことが目的。

勉強中の集中力切れと本番での時間不足を考慮して、試験時間は90分にセットしました。

答え合わせは20分を目処に、間違えた問題の要点っぽいところだけを赤ペンでサクッと修正し、 間違えた理由がどうしてもわからない場合はテキストに戻って理解を深めました。

この形式を4日間過去12回分ほど繰り返すうちに、「第一問の仕訳で全く知らない語彙で間違う」以外はおよそ消え、安定して86点以上取れる状態になりました。

試験前夜~当日朝

早く寝ましょう。 早く起きましょう。 無理に勉強すると変なミスを呼びこむ気がするので、優雅に朝食を取りながら不安の残る部分について改めてテキストを眺めて試験に臨みました。

おわりに

改めて見なおしてみると、簿記の勉強っていうか自分のいつもの勉強スタイルやこれ。

と、こんなかんじで合格証書を頂きましたー。ぱちぱち。

もしこれから簿記2級うけるよーって人がいらっしゃいましたら、テキストと過去問は差し上げますのでお声がけください。

以上!

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